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光る美少女展の歩み

光る美少女展は、2020年に名古屋の「中部電力 MIRAI TOWER」からスタートした幻想的なイラスト展示会です。LEDパネルを使用し、暗い会場の中で光り輝く作品が鑑賞者を魅了する日本初の試みとして、イラストファンやアーティストからも熱烈な支持を受けてきました。5年の歳月を経て、光る美少女展は技術、芸術、そして伝統を融合させた大規模なアートイベントへと成長し、多くの人々に感動を届けています。

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2020

名古屋の地での初開催

初年度の光る美少女展は、名古屋のMIRAIタワーとセントラルパークで開催されました。TV塔の真下という観光スポットでの展示は、一般客や観光客の目を引き、多くの新たなファンを獲得しました。夜間、LEDパネルで作品を光らせることで、来場者はイラストの世界に没入し、新しい鑑賞体験を楽しむことができました。

2021

京都での伝統との融合

2年目には、京都市の協賛を受け、法華宗総本山妙満寺を全面貸し切りで開催しました。松永貞徳(1571~1653)が造営した枯山水の庭苑であり、清水寺の「月の庭」、北野天満宮の「花の庭」とともに、名庭「雪月花の三庭苑」と並び称された「雪の庭」を夜間ライトアップし、幻想的な雰囲気の中で美少女イラストが展示されました。この開催により、京都市との強力なコネクションが生まれ、伝統工芸とのコラボレーションが本格的に始まりました。駅での広告展開も行い、一般の来場者からも大きな注目を集めました。

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2022

コロナ禍における挑戦

コロナ禍の影響で開催が危ぶまれる中、自治体や関係機関と綿密に調整した上で縮小開催を実現しました。この年からILFORDが初めて協賛となり、技術的な革新がさらに進みました。ファブリックコルトンを使用した交換可能なLEDパネル「HIKARUE2」や、越前和紙を用いた複製原画が初披露され、イベントの技術力と作品の質の向上が評価されました。

2023

東京進出と大成功

4年目には、初めて東京の代官山で開催されました。これまでで最も多い1,000人以上の来場者を記録し、大きな成功を収めました。伝統工芸とのコラボレーションも拡大し、特に自然紋漆アートは高額にもかかわらず即完売するなど、注目を集めました。さらに、東京開催により、多くの新たなファン層にもリーチすることができました。

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光る美少女展の進化と展望

光る美少女展は、毎年少しずつ変化を重ねながらも、常に「イラストレーターが輝く場所」を大切にしてきました。これからも、より多くのファンにJOY(喜び)とWOW(驚き)を届けるため、挑戦を続けていきます。私たちは単に作品を展示するだけではなく、イラストレーターの情熱とファンの思いが交わる特別な場を創り出すことに力を注いでいます。新しい表現に挑むことでアートの可能性を広げ、訪れるすべての人に忘れられない体験を提供していきたいと考えています。これからも、光る美少女展はJOYとWOWをもたらし、イラストレーターとファンをつなぐ場所であり続けます。

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